人としてどうあるべきか

東京5輪開催まであと2ヶ月を切ったところ。

世論は延期ないし中止を求める声が多い中、

政府、JOCIOCなど開催関係者はあくまで開催するつもりらしい。

安心・安全と謳うけど

誰に対して、誰が安心・安全なのか

どうやって安心・安全な大会を開催するのか

一般人が納得できるほどの具体策や数字的根拠も明確にされないまま

 

なにせ開催前段階で水際対策強化といい続け

実態はザル管理

 

選手に矛先を向けるのは違うという意見も多いけど

参加者である以上

そこに何の意見もない

意思表示しないというのは違うんじゃないかね。

 

一選手が大会開催を阻止できるとは思わないけど

だからといって何もできないと言い切ってしまっていいのかね

選手には決められないことだからと

開催するなら全力を出して参加するし

開催しないならそれに従うだけですというのは

少々無責任ではないのかな

 

アスリートとしては参加したいですという気持ちはわかる

 

でもすでに日常を壊されて

失職をした人

明日の食い扶持に困ってる人も少なくないだろう現状で

スポーツの祭典を楽しむ余裕がある人はどれほどかね

 

関係者はオリンピックの開催は

感染増加に影響なしというけれど

全く影響ないわけないよね

だってそれで人が動くのに(しかも国を跨いで)

直接影響しないものは関係ない、ということかな

影響がないならどう影響がないのか

どう無関係なのかはっきり公表して欲しいものですが

 

ここまで応援されない支持されないオリンピックも

前代未聞だろうよ

それでも強引に開催されるなら

東京5輪に関わらず今後全ての5輪に賛同はできないなぁ

自分たちの活躍の場だというのに

何の意思表示もしないアスリートを支持する気にもならない

 

スポーツマンシップとは何だったろうね

身体能力や運動能力に優れてる人は

そうでない人より優先されていい存在だったのかね

 

人としてどうあるべきか

 

今、問われているのはその1点なんじゃないのかね

自戒を込めて

人として少しでも成熟できるよう

まずは自分の未熟さを知るところから

そしてそれを受け入れるところから